新型コロナウイルスで影響を受けた会社と個人に対し 社労士、宅地建物取引士などによる 「フリーランス働き方相談所」開設
~コロナ禍で在宅での仕事や登録型デリバリーの仕事など、 テレワークやダブルワークが進む~
雇用調整助成金に関する特設サイト( http://9hills.blog )を運営する「シンクタンク岡事務所」( http://9hills.jp )は、新型コロナウイルスで仕事や収入に影響の出ている人や会社を対象に、働き方に関する相談窓口となる「フリーランス働き方相談所」を開設しました。
所長の岡は、社会保険労務士。近著に「2000万円もってないオレたちはどう生きるか」(自由国民社)があります。
今秋発売予定の書籍「フリーランス働き方相談所(仮)」のリアル版で、前倒しした形での開設となります。
新型コロナウイルス感染症対策関連で増えているのが、会社からの雇用調整助成金に関する相談。
一方で、収入が減った個人からの相談も増加しています。
営業自粛や営業時間の短縮などで、収入の低下した従業員に対し、会社が兼業や副業を認める動きが活発化し、これが後押しした形となっています。
新型コロナウイルスに関し、シンクタンク岡事務所に寄せられる相談で、当初多かったのが、休業や解雇に関する案件。具体的には、休業協定書や雇用調整助成金の申請書類の書き方、給与明細書への表記方法、整理解雇の方法などです。これが、6月に入ったところで、withコロナやafterコロナを見据えた在宅勤務(テレワーク)や兼業(副業)に関する相談が増えてきました。
★会社からの相談内容と動向★
1位 雇用調整助成金に関する相談 →
2位 休業や整理解雇に関する相談 →
3位 休業協定や給与計算に関する相談 ↑
4位 契約形態や契約書に関する相談 ↑
5位 テレワークに関する相談 ↑
★個人からの相談内容と動向
1位 解雇に関する相談 ↓
2位 休業補償や休業手当に関する相談 ↓
3位 兼業禁止等・服務に関する相談 →
4位 副業や兼業に関する相談 ↑
5位 起業に関する相談 ↑
(6月末現在)
「フリーランス働き方相談所」では、これを受け、新たに兼業や副業、起業をはじめとする「働き方に関する相談」を受け付けます。
税理士、司法書士、弁護士、宅地建物取引士とともに、兼業や副業、起業に関する相談から、営業、商取引や契約、不動産、社会保険、お金に関する相談まで、個人・法人を問わず幅広く相談に応じます。
相談は予約制。アドバイザーは、フリーランスの経験を持つ専門家が対応いたします。
<相談例>
フリーランスではたして食えるのか、完全独立か副業か、会社員との違い、給与と報酬の違い、費用はどれだけ必要か、店舗営業の実際、仕事を増やす仕組みづくり、フリーランスの病気やケガ、治療費が高額になったら、フリーランスの年金・保険料はいくらか、独立したばかりで収入が少ないとき、フリーランスの収入、事業を開始したら、フリーランスに関係する経費・税金、複数事業所で働く場合の税務・社会保険退職後の税・社会保険、契約書の確認ポイント、相手先とのいろいろなトラブルが起きた場合、クレーム対応、相手先がお金を払ってくれない場合、内容証明の書き方、法人化か個人事務所か、など
【「フリーランス働き方相談所」概要】
場所 :東京都文京区関口1-13-6-2F
相談日時:予約制(03-5227-2888)
相談料 :無料(1時間まで)