確定申告を希望する人の年末調整は不要か?
年末調整をする際、従業員から「確定申告をするので年末調整しなくて大丈夫です」、って言われることありません?
そもそも、確定申告を希望する人は、年末調整しなくて良いのか?
最終的には確定申告するんだし・・・
納税者は本人だし・・・
そんな疑問があるかと思います。
今回のテーマは、「確定申告を希望する人の年末調整は不要か?」です。
結論から言うと
本人の希望で、年末調整をする、しないは決められない、です。
つまり、年末調整をする要件に合致する人※であれば、
会社は年末調整をしなければなりません。
※年収2000万円を超える人や、年の途中で入社した人で前職分の源泉徴収票を出してこない人、兼業や副業をしている人で従たる事業所にあたる人は、年末調整の対象外ですが、それ以外の人で「扶養控除等申告書」を提出してきた人は、基本、年末調整の対象者です。
以上ですが、最近は兼業や副業が増えています。
年末調整の対象者となるかどうかだけでなく、給与所得や事業所得が混在化しています。
という訳で、これは宣伝になってしまうのですが、、、
フリーランス働き方相談所(自由国民社)という本を出しました。
キャラ設定で読みやすくしているので、
昨今の多様な働き方のヒントとして、読んでいただければと思っています。
宜しくお願いします。
